FACYにて梅雨対策についての記事が公開されました

FACYにて、雨天時の服装や洗濯についてのちょっとしたインタビュー記事が公開されました。

梅雨のファッションどうしてる? │Euphonica 井本征志 FACY MEN

ここで登場しているブランドストーンのブーツは、ブラウンの他にもブラックをご用意しています(ただし、どちらも現在在庫は少なくなっていますが)。

また、Amvelの傘は、わずか72gにして、一般的な雨傘を上回る耐久性と撥水性を誇る、期待の新星です。

ご興味あれば、是非店頭にてご覧ください。

記事中に登場する商品のオンラインストアページはこちら→
Blundstone #550(ブラウン)/ #558(ブラック)
Amvel Pentagon72 ブラック/ カーキ/ ネイビー


花は霧島 煙草は国分 ~ RHYTHMOS

予定より少し遅くなりましたが、今季のRHYTMOSの財布が鹿児島より到着しました。

今季の新色は”ミスト(霧)”。

お馴染みのZip(L)と

近年、当店で人気が急上昇しているFlap(S)をご用意しました。

夏の夜霧をイメージしたこの色は、グレーに染めるのではなく、黒い革の表面にホワイトワックスを噴霧し、熱処理で艶出しを施すことで生まれています。

使い込むと共にワックスが薄れて、まるで霧が晴れたかのように艶を帯びた下地の黒色が浮かび上がる、そんな革です。

昨年から続き、そして未だ終わりの見えぬ疫禍を霧になぞらえ、いつか晴れるその日に向かって手探りで進んでいこう…そんなメッセージが込められています。

余談ですが、鹿児島、霧、といえば霧島。
実は店主の義父が彼の地で日當山醸造という酒造所を営んでおりまして、身内贔屓抜きにとても美味しい焼酎を作っています。

代表銘柄は現地で長年親しまれている芋焼酎『アサヒ』、

そして店主のイチオシは『にごり黒』です。

どちらもなかなか横浜では手に入りにくくはありますが、機会があれば是非お試しを。

閑話休題。

あらためて財布そのものに目を向けますと、Zip(L)はさながらジップロックの袋を並べたような独特の構造を備えた、RHYTHMOSの代表モデルです。

ポーチのような見た目の印象通り、いやそれを超える収容能力を誇り、中央のコインポケット両面に設けられた大ポケットの片側だけでも通帳が6冊程度収まってしまうほど。

ポケット内部のカードポケットに加え、取り外し可能なカードケース(約14枚収容可能)が付属しており、用途に応じてキャパシティを増減できます。

このZipの基本構造を踏襲し、収納スペースのあるフラップを追加したのがFlapです。

今回入荷したものはSサイズですので、LサイズのZipと直接比較できるものではありませんが、小ささ、軽さに反して容量が大きく、お客様からたいへんご好評いただいております。

なお、このFlap(S)に関しては、定番色もあわせて補充されています。

さて…今季も変わらず魅力的な財布でわれわれを愉しませてくれているRHYTHMOSですが、きわめて残念なお知らせも添えねばなりません。

RHYTHMOSの革製品はひとつひとつ丁寧に手縫いでつくられているため、生産量にはおのずと限界が生じます。
ところが評価、人気が高まる一方(それはそれで素晴らしいことです!)のため、工房が常時パンク状態となってしまいました。
今回の入荷が遅くなったのも、そのためです。

この先のブランドとしてあるべき姿を考えたときに、このペースで運営を続けていくことは困難と感じていたようです。

そこで、今後を見据えいったんペースを落ち着かせるため、鹿児島の直営店を除くすべての店舗での取り扱いが終了となりました。

つきまして、今回の入荷を以て、当店でのRHYTHMOSはひと区切りとなります。
将来に関してはブランド側の意向もあり、未定です。

修理依頼や取り寄せなどについても、現在は当店から窓口としての役割も外れていますので、お問い合わせなどはメーカーへ直接ご連絡くださいませ。

直販でオンラインショップを設けていないブランドですから、これが横浜でRHYTHMOSを入手できる最後のタイミングとなる可能性も否定できません。

どうぞこの機会をお見逃しなく。

オンラインストアはこちらです→
Zip(L) ミスト
Flap(S) ミスト/ ブラック/ グレー/ チョコ/ アルビノ/ インディゴ


傷つかず強がりもせずに おだやかな海になれたら ~ LA PAZ/ Alegre Printed Shirt

ポルトガルは欧州屈指の衣類の生産地として知られています。

当店でも彼の地で作られた服や靴はしばしば仕入れていますし、お馴染みだよという方も少なくないのではないでしょうか。

LA PAZ(ラ パス)は、北部の港湾都市ポルトにて、André Bastos Teixeirasi氏とJosé Miguel de Abreu氏(二人は幼馴染同士だそうです)が2011年に立ち上げた紳士服ブランドです。

ちなみに、ブランド名はポルトガル語の「平和」を意味します。

トレンドや新しさを重視するのではなく、伝統的な、オーセンティックな服をベースにデザインされたその服は、言うまでもないことですが当地の職人の手によって生産されています。

高い品質はもちろん、大西洋に面する街ならではの風土が反映されたその色彩は、日本ではなかなか生み出せません。

今回ご紹介するシャツは、そんなLA PAZの魅力がぎゅっと詰まった佳品です。

その名も”Alegre”。
「陽気な」「元気な」といったニュアンスを持ちます。

柄は二種類ご用意しました。

“カクテル”と

“パーム”です。

まずはカクテル。
これは…マーティニ(マティーニ)でしょうかね。

マーティニといえば、先日のブログでも登場したヘミングウェイ(夏が近づくとどうしても想起せずにいられません)の作品『河を渡って木立の中へ(Across the River and into the Trees)』のなかで、主人公が「モンゴメリー将軍。15対1」とドライ・マーティニをオーダーする場面があります。

‘Two very dry Martinis,’ the Colonel said. ‘Montgomerys. Fifteen to one.’ (Chapter Ⅸ)

これはジン15:ベルモット1の超辛口なドライ・マーティニのことで(通常、4:1を上回ればドライと呼ばれます)、アフリカ戦線の連合軍総司令官バーナード・モンゴメリー将軍が、敵国ドイツ軍との戦力比が15対1以上にならないと決して攻撃を開始しなかったことと掛けているとか。

これに倣って実際にバーでそんな言い回しをしたところで、だれも感心しないと思いますが、このシャツを着るうえで知っておいても損はない豆知識です。

もう一方のパームは、椰子、それも実ではなく、おそらくは芽です(いや、実は正直自身がありません…詳しい方はご教示ください…)。

トロピカルなモティーフを取り入れながらも「南」を必要以上に強くイメージさせない、このバランス感覚にはしてやられました。

シャツ自体に目を向ければ、いたってオーソドックス。

肩や腕周りなどは、タイトではないものの、だぼっとせず肩に落ち着きます。

全体的には比較的小振りのつくりで、今回LサイズとXLサイズのみを仕入れましたが、これで最近の一般的なMとLに相当する程度の大きさです。

裾の両脇には三角ガセットが設けられました。

どこまでも基本に忠実で、構造上の遊びはプルオーバーシャツを思わせる前立て程度に抑えられています。

こうした生真面目なデザインに、しっかりしたボディの生地や真珠貝のボタンが相まって、リゾート色の強いプリントでも浮かれすぎることなく、大人の日常生活のための服として溶け込んでくれます。
プリントの色彩が穏やかなのも効いていますね。

なかなか実際に行楽地に遊びに出向くというのも難しい世情ですが、だからこそせめて服だけでもハッピーな夏の悦びを味わいたいものです。

オンラインストアはこちらです→ カクテル/ パーム


キイハンター ~ .URUKUST/ STK-01 & 02

当店ではほぼきちんとお取り扱いがなかった一方で、しばしばご要望をいただいていたのが、キーケースやキーホルダーです。

ところが陳列スペースなどの問題があってなかなか展開には至らず、長らく少なくない方々を失望させてきてしまいました。

このままではいけない。
ちょうど場所もとれそうなタイミングでしたし、動くなら今だと思い立ち、即断即決即実行。

世の中に凄まじい種類の存在するジャンルですが、声をかけさせていただく先は決まっていました。

.URUKUST(ウルクスト)です。

およそ6年前に当店にてワークショップを開催したことがありますので、当店の開店当初からのお客様はご存知でしょうが、さすがにだいぶ年月が経ってしまいました。
あらためてご紹介致します。

.URUKUSTは、デザイナーにして職人である土平さんが、仲町台の隣駅である新羽(にっぱ)に工房を構え、そこでデザインも生産も行っています。

つまりご近所さんというわけですが、もちろんそれを理由に取り扱うなんてことはありません。

たとえばこのブランドの大きな特徴は、パーツの少なさ。

革を重ねたりパーツを足したりするのではなく、革や金具そのものの強度を活かし、極力シンプルに、しかし機能はしっかりと充実させる、そんな難易度の高い前提をクリアしたものづくりが真骨頂です。

革小物の多くは手縫いで作られますが、土平さんがもともと建築を学ばれていたためか、手縫い製品特有のホッコリと温い素朴さはなく、どこかソリッドな冷たさ、そして清潔感が感じられるのも実に魅力的。

これらすべての製品は机上のデザインではなく、土平さんご自身が何十回も手を動かして試作を重ねることで生まれます。
そうしたプロセスをとても大切に考える姿勢は、「つくる。(TSUKURU.)」の倒語であるブランド名からも窺えますね。

さて前置きが長くなりましたが、2種類入ってきていますので、順にご覧いただきましょう。

まずはキーケース、STK-01。

豊富なカラーバリエーションから、今回は4色を選びました。

ブラック、

ブラウン、

ダークブラウン、

そしてオーク。

これらに用いられているのは、肉厚なフルグレインレザーです。
表面を平滑にするためのバフがけ処理を行わず、素材そのものの風合い、強さを残しています。

去勢された牛の皮(ステアハイド)を使用し、国内のタンナーの手によって渋鞣しが行われました。
土平さんの高い理想を充たすべく、タンナーとの話し合いを重ねて生まれた、.URUKUSTのための革です。

このキーケースはU字型の金具の芯のような部分に鍵を通し、革で挟み込む構造となっています。
6~7cm程度の一般的な鍵であれば、3本ほど収納可能です。

なお、鍵の脱着には2~3mmのマイナスドライバーが必要となりますので、ご注意ください。

もう一型はキーホルダーSTK-02。

色はキーケースと同じです。

こちらはSTK-01にくらべよりシンプルな構造で、

U字型の金具に3つのキーリングが通されています。

こうした革小物はお好みや望む用途によって正解が違いますから、是非とも吟味の上お好きな方をお選びください。
そのチョイスがどちらであれ、きっとご満足いただけるはずです。

オンラインストアはこちらです→
STK-01 ブラック/ ブラウン/ ダークブラウン/ オーク
STK-02 ブラック/ ブラウン/ ダークブラウン/ オーク


海流のなかの島々 ~ KIMURA/ 20 needles CUBA shirt

¡Oh Guayabera! camisa
de alegre botonadura,
cuatro bolsillos, frescura,
de caña brava y de brisa.
Fuiste guerrera mambisa
con más de un botón sangriento
cuando el heroico alzamiento,
y por eso la bandera
tiene algo de guayabera
que viste al galán del viento.

– Juan Cristobal Napoles Fajardo

予定されていた納期から約2ヶ月遅れて、KIMURAから春夏の新作の、それも大量の未納品分がようやく届きました。

しかし、通常なら在庫のダブつきに繋がりかねないこの甚だしい遅延も、KIMURAには関係ありません。
ブログで紹介する前に、勘の鋭い皆様の嗅覚に感知され、わずか数日でおよそ半分が巣立ってしまいました。

というわけで、慌てながらキーボードに向かっております。

素敵な新柄新色はもちろんですが、今季の注目は何といっても20本針シリーズの新作。

グァヤベラシャツ、いわゆるキューバシャツをもとに、

KIMURA独特のフィルターを通して再構築した、ただならぬ逸品です。

グァヤベラシャツのルーツは定かではなく、1800年代にキューバに駐留していたスペイン兵の制服というのが有力な説のようです。
通常は4つの大きなポケットがついており、それはグァバ(Guayaba)を運ぶための仕様だったとか。

温暖なカリブ海周辺地域にはよほど相性がよかったのでしょう、現地ではリネンの長袖のものは略式の正装としても用いられるようになりました。

圧迫感のない開襟の首周りは、かの偉大なるパパ・ヘミングウェイの好みにぴったりだったようで、上掲に限らず、このシャツを着た多くの写真が残されています。

さて、そんな伝統あるシャツも、KIMURAの手にかかればまるで別物になります。

ご覧いただきましょう。

長袖のホワイトと

ネイビー、

半袖はブラックと

ネイビーをご用意しました。

どれもリネンではなく極細の糸で織られたブロードを用いており、とろけるような肌触りと官能的な艶に、心がざわめきます。

前身頃の刺繍は、KIMURAお得意の20本ステッチへ変更されました。

12mm幅に20列という常軌を逸した本数とステッチ密度により、さながらテープでも貼ったかのような面的印象と、強烈な生地のツレが生まれています。

もちろん、こんな禍々しいミシンは存在しませんから、KIMURAデザイナーの木村さんが一列ずつ縫っています。

それだけでもお腹いっぱいになるところですが、なんのKIMURAはまだ許してくれません。

胴部分を横から眺めてみると…

通常脇にあるはずの接ぎ目が見当たりませんよね。
なんと、背中から胸にかけて一枚の布が立体的に体を包むように用いられています。

ゆえに、袖も通常の付け方ができず、布をくり抜いてそこに前振りで筒状に仕上げた袖をはめ込むという、手のかかる方法が採用されました。

なお、この接ぎ目が正面に来る構造ゆえ、洗濯表示タグもこの位置にならざるを得ず、生地によっては目立つ感じで透けてしまうため、今回ホワイトのみ洗濯表示タグは縫い付けられず、別で添付されています。
予めご了承ください。

こうして丹念に、立体的に仕上げられたシャツですから、着心地の軽やかさは格別です。
迫力ある20列ステッチにどうしても目が行くところですが、この快さ、身に纏ったときの美しさは、決して無視できません。

どこまでも進化の先の見えぬKIMURA。
その圧倒的な魔力を、是非ご自身の体でご堪能ください。

オンラインストアはこちらです→
長袖 ホワイト/ ネイビー
半袖 ブラック/ ネイビー


シェイプ・オブ・ウォーター ~ niuhans/ Organic Cotton Polo Sweater

たまの晴れも長くは続かず、すぐに曇ったり、しとしと降りだしたりと、気象庁が何と言おうがもう梅雨に入ったと言ってもいいのではないでしょうか。

じめじめ、べたべた、そして不安定な天候と、なかなか愉快な気持ちになれないこの時期でも、服で少しはおおらかな気分になれるはず。
たとえばこのポロシャツは、いまこそ着たい一品です。



フム、ポロシャツ。
たしかに半袖だけどね。

そう思われる方は少なくないでしょう。
でも今はその気持ちと言葉をぐっと我慢して、しばしお付き合いください。

まず何といってもこの澄んだ色調は、陰翳の濃くなるこの時期に一服の清涼をもたらします。

からりとした独特の肌触りを備えたニット地は、湿気の度合いを増してもべたつきにくく、快適さを保ちます。

それだけではありません。
この生地に用いられている綿糸には強力な撥水加工が施されており、編地でありながら水を弾いてしまいます。

手洗いも可能で、洗濯を重ねてもそう簡単に機能が落ちたりはしないようです。

当然完全防水を謳っているわけではありませんが、俄雨や、傘を差すほどでもない小糠雨のときなどに気持ちを安らかにしてくれることでしょう。

男女サイズともにご用意しました。
気になる方は是非お試しください。

オンラインストアはこちらです→ プラチナ/ クリーム


夏夏 ナツナツ ココ夏 ~ EEL Products/ ココナッツシャツ

6月ともなれば蒸し暑さが増し、そのせいか半袖シャツの動きが俄かに加速してきました。
それもただ半袖というだけでなく、夏らしさのより強いものにその傾向が見られます。

たとえばこのシャツも、店頭で反応される方が増えています。



その名から常夏を想起させるEEL Productsのココナッツシャツは、オーソドックスな開襟シャツのように見えて、実はちょっと変わった一枚です。

素材は布帛ではなく、天竺。
それもふつうの編地ではありません。
パイルのようなふっくらした質感を備えた、ユニークな生地です。

縫製もシャツのそれではなく、カットソー用のミシンが使われています。

ゆえにシャツ特有のパリっとした感じがなく、とろんとした、肩の力の抜けた雰囲気が生まれました。

サイズ感はややゆったりとしていますので、肌に生地が密着しづらく、先述の生地のとろみも存分に味わえます。

猛暑の重い気怠さには、こうしたほんの少し野暮ったい感じも心地好いもので、それはそれで夏ならではの愉しみです。

そろそろ横浜も梅雨入りしそうですし、こんなシャツを身に纏ってその先の夏の情景を思い浮かべながら、グラスに空けずそのまま缶ビールでもやりたいものですね。

オンラインストアはこちらです→ ブラック/ サックス


うさぎ うさぎ なにみて はねる ~ ASEEDONCLOUD/ Sakurashi blouse

娘の学校の話を聞くと最近はそこまで明確にしているわけではないようですが、店主が学生の時分は6月1日といえば衣替えでした。

ブレザーや学ランを脱ぎ、半袖シャツで登校…教室の景色もなんだか軽やかに感じたものです。

そんな6月1日には、半袖シャツを紹介していきましょう。

ASEEDONCLOUDの新作Sakurashi blouseは、ゆったりとしたボキシーなシルエットが特徴的な、イタリアンカラーシャツです。

先日ご紹介したMap shirtsと同じ、塩縮加工を施した肌離れのよい生地を使用した、”グレイッシュグリーン”と

“ベージュ”。

この2色にくわえ、ちょっと変わった生地のものも届きました。

遠目からだと真っ白に見えますが、

実は昆虫をあしらったレース刺繍が全面に施されている、”Insect Embroidery(昆虫刺繍)”。

そして、奔放に跳ねる野兎が描かれた、”Study of Rabbit”。

今季のテーマである”Shinshido”は、桜の木を植え、育てる大道芸人を主人公に据えた物語ですが、若い苗木を食べてしまう野兎は、まさに仇敵。

かの『孫子』を繙けば
知彼知己 百战不殆(彼を知り己を知れば、百戦危うからず)
不知彼而知己 一胜一负(彼を知らずして己を知れば、一勝一負す)
不知彼不知己 每战必殆(彼を知らずして己を知らざれば、戦う毎に飾らず危うし)

とあります。

この主人公が孫子を読んでいるか否かは知る由もありませんが、何にしても、桜からウサギを遠ざけるべくなんとかその生態を把握せんと、念入りな観察が行われているわけです。


兎の天敵である鷽の足跡まで描かれているほど痛切な願いが込められていながらも、

一方で兎の好物であるクローバーも描いてしまうところに、心の底からの憎悪まで至ることのできない主人公の複雑な心情があらわれています。

さて、生地から離れてシャツそのものに話を戻しますと、一般的な開襟にくらべ柔和な甘さのある襟周りと、横幅をたっぷりとったスクエアな形状のコントラストがなかなかユニークです。

袖はやや長めに設定されており、半袖というより5分袖に近いかも知れません。

ひと折りすると、通常の半袖くらいの丈となります。

ちなみに、昆虫柄のみ、この折り返しによって隠れキャラクターが顔を出します。

まったく、細部の細部まで油断のならない服を作るブランドです。

各色各柄、男女サイズ揃えてご用意しました。
気になるものがあれば、どうぞ一度お試しを!

オンラインストアはこちらです→
グレイッシュグリーン/ ベージュ/ インセクト・エンブロイダリー/ スタディ・オブ・ラビット


夏の夜の夢 ~ Olde H & Daughter/ SUVIN PLAIN STITCH CREW NECK SHORT SLEEVE

ItheのTシャツを日常使いのファイナルアンサーとするならば、Olde H&Daughter(OH&D)のそれは、概念としての到達点と称してよいかも知れません。

これ以上は不要と言えるほど極限まで高められたクオリティは、10000円を超える価格設定であるにも拘わらず、熱狂的な中毒者を増やし続けています。

先日入荷した長袖に引き続き、これからの季節にうれしい半袖が補充されました。

定番のオフホワイトにくわえ、

新色のインクブラックが登場、あたたかな色調の多いこのブランドに新しい風を吹かせています。

繊維の毛羽立ちが出にくいよう撚られた糸を用いて編み立てられた生地は、着用を重ねてもしっとりとした肌触りや上品な光沢はそのまま。
デリケートなようで、意外とタフな素材です。

この本体と同じ生地を用いたバインダーネックは、すっきりとした風合いと伸びづらさを実現しています。
脱着時に求められる伸縮性は、縫製の糸をストレッチ性のあるものにすることでクリアしました。

一般的なTシャツと異なり、生地の真ん中に穴を開け、真ん中で折った構造です。

ゆえに肩幅と身幅がほぼ等しく、

肩に縫い目が存在しません。

このつるりとした肩の構造は、そのまま着心地にもつながります。

肌着としての着用も想定されているため、背面がやや長く設計され、腰やお尻の冷えを防ぎます。
年齢を重ねていくと、こうした工夫が有難くなってくるものです…(店主の実感として)。

値札は襟裏のタグに縫い留められていますので、着用前に糸を切って外してください。

早いものでもう5月も終わり間近、夏の気配が色濃くなるのも時間の問題でしょう。

上質なTシャツは何枚あっても重宝するものです、是非この夏の御伴としてご検討を。

オンラインストアはこちらです→ オフホワイト/ インクブラック