秋の田の かりほの庵の苫をあらみ ~ HAVERSACK/ ヘリンボーンツイードジャケット

長雨大雨にすっかりうんざりしていましたが、ようやく台風一過の秋晴れが訪れました。

やっと素直な気持ちで服が楽しめます。

というわけで、秋冬といえばのツイードジャケットのご紹介です。

特濃男服でお馴染みのハバーサックらしい、重厚で匂いたつ極上の逸品に仕上がったこのジャケット、その魅力を解析していきましょう。

生地は極限まで打ち込み密度を高めて織られたツイード。

生地を織ったのは日本国内ですが、糸は英国内で紡績されており、じっくり時間をかけて水にくぐらせることで羊毛の本来備えている脂分を閉じ込めています。

この脂分と打ち込み密度により、特別な加工を施さずとも汚れや水をある程度弾く生地が織りあがりました。

正直この生地、比較的重く、硬く、ごわつきます。
しかし、その耐久性は明らかで、これからじっくりと長い年月を共に過ごしていこうという気分を駆り立ててくれます。

さて、そんな剛健なツイードで仕立てられているわけですが、これが意外と軽快な構造です。

肩パッド等は省略されたうえ綿素材の裏地は背抜きに留められ、

袖口はボタンのない筒状、

背面のベント(裾の切込み)もありません。

やや低い位置に設けられた湾曲型の胸ポケットもとぼけた表情を見せます。

ともすればクラシックになりすぎる生地の男性性を軽妙洒脱に中和したデザインのセンスに、唸らされるばかりです。

そんなバランス感ゆえか店頭でもたいへんご好評いただいておりまして、一度完売してメーカーより海外輸出用在庫を抜かせていただき、それも10/23現在一着を残すのみとなっています。

表記上はSですが、上記理由(海外仕様)につき、実寸は国内モデルのM相当です。

気になる方は是非ともお早めに。

オンラインストアはこちらです


続続・三匹が斬る!

お陰様でご好評の座談会企画第二弾、先ほどついに最終回が公開されました。

<「自分に似合う服ってなに?」居酒屋で聞いた、おじさんたちのファッション論~後編~>
(過去2回はこちら→ 前編/ 中編

このころになると三人とも相当酔いが回ってきており、予定調和的な会話が不可能な状態になっています。

意見の相違もそのままに議論を進めていますので、あまりこういった記事では見られないスリリングな臨場感が楽しめるのではないでしょうか。

私も全国の業界人を敵に回しかねない発言を飛ばしていますが、敢えてそのままカットせず残しました。

この三人の発言が絶対的に正しい(本人たちは正しいと思っていますよ)というわけでもありませんし、ただこれをきっかけに色々な方が思索、議論に興じる、そんな記事になっていればいいなと思っています。


あなたなら どうする ~ CURLY/ BRIGHT TROUSERS

10月としては記録的な寒さが続き、ほんの少し前までぽかぽかだったことなど忘れてしまいそうです。

一般的に秋冬物の花形と言えばコート、ジャケット、ニットなど上半身モノですが、なんの暖かなトラウザーズも無視できません。

少し前にCURLYから届いたこのシリーズ、ご紹介を前にどんどん店頭から姿を消しつつあります。

“BRIGHT TROUSERS”と名付けられた同型で、ネイビーの”NW”、

同じくネイビーのヘリンボーン柄の”HB”です。

あれ?CURLYってカットソー専業では?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、その通りニットやカットソーなどしか作らないブランドです。

ということでこのパンツも編み物で仕立てられています。

とくにこのNWの生地は伸びがよく、快適そのもの。

腰から膝にかけて裏地もついていますので、ニットといえど風通しに悩まされることはないでしょう。

HBはNWに輪をかけた暖かさを誇り、生地の裏面はもはやフリースです。

それでいてこのツイードさながらの表情、よく見るとカラーネップまで入っています。
芸が細かい!

シルエットは太すぎず細すぎず、ややゆったりした腰から裾にかけて緩やかなテーパードを描き、着る方の体型やキャラクターをあまり選ばないはずです。

軽く、暖かく、伸びがよく、癖のない形状で合わせやすい、この秋冬に大車輪の活躍を見せることは間違いありません。

シンプルな無地か、季節感豊かなヘリンボーンか、悩むべきところはそこだけの話ではないでしょうか。

オンラインストアはこちらです→ NW BRIGHT TROUSERS(ネイビー)/ HB BRIGHT TROUSERS(ネイビーヘリンボーン)


三匹が斬る!

お盆に公開され、想像以上の大反響をいただいた90年代語りの座談会。

<雑誌で振り返る。おじさんたちの90年代ファッション座談会・前半>
<雑誌で振り返る。おじさんたちの90年代ファッション座談会・後半>

SmartnewsやYahoo!ニュース(後半はこちら)にまで転載され、Googleで「90年代 おじさん」検索をかけると我々の居酒屋での歓談画像が真っ先に上がってきてしまうくらいに、多くの方にお読みいただいたようです。

もともとTwitterのオフ会が発端だったのに、恐悦至極とはこのこと。
まことに有難うございます。

というわけで、調子に乗って先日第二弾を収録しちゃいまして。
今回は前回よりさらにボリュームアップし、前・中・後編と三部作構成となっています。

その前編が、先ほど公開されました。

<「自分に似合う服ってなに?」居酒屋で聞いた、おじさんたちのファッション論~前編~>

中・後編と、酒量も増すに従い議論はヒートアップしていきます。

まずはその序章、是非お楽しみください。

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吹きむすぶ風は昔の秋ながら ~ comm.arch./ Hand Framed Mock B.B.

そのしっかりとした品質と柔和な優しいデザインで着々と支持を得ているニットブランドcomm.arch.より、秋の新作が届いています。


色といい形といい、なんとも温和な雰囲気に溢れたモックネックセーターです。

これといって目立つ仕様はありませんが、その分素材や作りに注力されており、見た目の通り真面目なニットとなっています。

素材にはには一般的なウールより細い繊維であるジロンラム種の羊毛をカシミア用紡績機にて紡績した糸が採用されました。
軽いだけでなく、やわらかい肌触りでチクチク感がないため、モックネックセーターに向いていると言えます。

この糸を使って、東北地方で手動式横編み機のみでニットウェアを製作する職人により丁寧に編み立てられました。

繊細で美しい仕上がりです。

厚さはそれほどではなく、意外とすっきりしたボリューム感ですので、ちょうど今頃から活躍することでしょう。

飽きの来ないデザインですので、今年だけでなく、来年もその先もきっとつい手に取る一枚となるはずです。

オンラインストアはこちらです→ サンダルウッド/ アルパインシープ

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店主不在の時間帯のお報せ

明日10/14(土)は、私用のため店主が12:00~17:00のあいだ不在となります。

その時間内は店主の妻が店頭に立ちますので、営業時間自体に変更はありません。

商品の詳細についての説明をご希望の方、または店主に御用の方は、恐れ入りますが17:00以降にご来店くださいませ。

どうぞ宜しくお願い致します。


SNOW QUEEN ~ MOSODELIA/ SNOWMAN COAT

昨日まで季節外れの夏日が続いたと思ったら、ここに来て急に冬の気配すら漂う寒さに。
皆様、この莫迦げた温度差に体調など崩されてはいませんでしょうか。

さて、この肌寒さですから、いよいよコートでもご紹介しましょう。

その名から真冬用と思わせて今の時期から使える、汎用性の高い一枚です。

MOSODELIAの新作”SNOWMAN COAT”は、雪を思わせるシルクネップの入ったウール素材で仕立てられたコートで、その何とも愛らしいルックスには、やはりモソデリアらしい高機能が隠されています。

表地とナイロンの裏地の間には、(見えませんが)極薄のウレタンフィルムとニットを組み合わせている接着芯WIND REFLECT APが貼られています。

この芯地は高い防風性と透湿性を兼ね備えているため、コートを厚くせずとも風をしっかり遮り、且つ余計な熱がこもりません。
さらにちょっとしたストレッチ性もあって、着心地は良好です。

前立てはダブル仕立てですので、一層冷気の浸入を防いでくれます。

もともとは男性用にデザインされていますが、ご覧の通りの愛らしさゆえ、女性向けのサイズのみをオーダーしました。

すっきりとしたノーカラーで、首元のアレンジも楽しめるコートです。

高機能なアウターは助かるけれど街着としてはどうも…といった方には特にお薦めできます。
是非一度店頭にて羽織ってみてください。

オンラインストアはこちらです→ SNOWMAN COAT


しあわせ いくつ ~ ABOUT ACCESSORIES/ CLOCHARD

帽子は、被り慣れている方は別として、なかなか自分の似合うものに巡り合えないという声をしばしば聞くところです。

どんな形が合うのだろう、こんな形は似合わないかな。

なんて様々な帽子をとっかえひっかえしながら試行錯誤を帽子店で繰り返すのもまた愉しいものですが、それが一つだけで解決してしまうのならば、ではチョイと被ってみようか知らんという気にもなります。

ということで、昨年秋にご好評いただいたドイツの帽子メーカーKOPKA社が手掛けるブランドABOUT ACCESSORIESの”CLOCHARD”、今年も登場です。

前回同様のブラックミックスとミッドナイトブルー、

それに加えて美麗な色の数々を揃えました。

この帽子は何と言ってもその可塑性(あまり帽子に使う表現ではありませんが)にあります。

すべて拡げるとビーニーのような形状ですが、


端を折ったりすることで、様々な姿を見せてくれます。

これと決めた形で通すもよし、飽きればまた模索し変えていくもよしと、使い手にどこまでもついてきてくれる従順な帽子です。

各色一点のみの入荷となっていますので、気になる色があればどうぞお早めに。

オンラインストアはこちらです→
キーゼルペブル(オフホワイト)/ シュラムマッド(ブラウングレー)/
マゼンタ/ ティティアンレッド/ ヘナ(オレンジ)/ ゴールド(イエロー)/
ミッドナイトブルー/ ブラックミックス